フラレオフラ:あの人外と話す言葉等ありませんとニコリ笑って茶を啜り、セイランに向かって話しかけるフランシス。「あの人外」は俺なので、つまり奴の目の前に座っている。俺もコーヒーを啜り白い頬とふんわり巻き毛をじっと見やる。確かに属する世界が180度違う。つまり俺は健全、アイツは危険。
ロキエル:サイボーグ?そうは思わないが、と昼食を取りながら同僚の陰口に明るく返す。噂をすればってヤツで。エルンストが、ロキシー!不要な付箋を書類に付けないで下さい!と周りも気にせず唐突に話しかけてくる。可愛かったろ?と言えば紅くなって黙り「知りません!」全く、どこがサイボーグだ?
ロキエル:同僚まで紅くなって黙り込んでいる。それを放っておいて、俺は昼食を片付ける。頬が形を変える程、大きめに切った肉を口に含んでいる時「か、かわいい人ですね」等と呟かれた。俺はたっぷり時間をかけて口の中のものを咀嚼し、それから聞こえぬように小さく返す。「残念。遅過ぎたな。」と。
リュミオスで「お風呂?それとも夕食?それとも浮気の言い訳する?」と問い詰めるシチュ。
「へぇ?シャワーを浴びるんですか?何のために?ならば食事?食事にありつけるとでも思っているのですか?まさか、貴方の分際で?何に怒っているのかって?怒ってなどいませんよ。ただ知りたいだけです。今貴方が撒き散らしている香水の主について(ニッコリ)」