黒き翼を読んだんですよ。これまた今更ですみません。
1時間もかからずに読めちゃうのがラノベのいいところ。しかも仕事で待機の時に読むという暴挙をかましました!えへ☆
以下はネタバレ感想。
ショナは、鏡の偽守護聖絵を見たときにも結構「いいねー!」って感じて、鏡の演技(ぼーっとしてて、現実世界に生きてない感じ)で更に好きになったキャラなんですが。ショナ主人公とは恐れ入ったよ!そして、ゲルハルトのおっさんの人の良さに吃驚。あれ?阿呆っぽい、普通の下世話な海賊のふりして、普通に人を刻む感じかと思ってましたよ。正義感のある普通にいい漢やないの。
ほんでもって、ユージィンも意外と普通にいい人。アサシン設定が、ちょっとダークと言えばダーク?あれ。思ったより壊れてないよ!ちゃんと壊れているのはキーファーくらいなもので。それも、双子とのやり取りで心が暗闇に堕ちて行ったというちゃんとしたいきさつがあるし。カーフェイなんか普通の出来る人だし・・・、あら、ら??という。ジョバンニも天性の詐欺師というとこがちょこっと変わってるけど、普通に仲間意識とかもありそうな感じ。
鏡のやりとりで想像してたより、ずーーーーーーーっと普通なんだな、みんな・・・と思ったので、私の好みからすると、「がっかり」なはずなのですが、意外や意外、超好感もちました。ショナがダークと言えば、かなりダークだったんですが、そのショナの根本的な疑問の持ち方も、共感できるものでした。
そして、アンジェシリーズの魔力だと思うのですが、この作品も、書ききってないですよね。なんか、想像の余地を沢山残しといてくれている。
キーファーの双子兄弟との過去とか、ユージィンがなぜそこまでルノーに固執するのかとか、ルノーだけが(この子も飛んでるという意味では皆と一緒なわけですが)なぜ、みんなに刺激を与えうるのかとか。ショナはどうしてあんな特質を持つに至ったのかとか。「なんで?どうして??きっとそれだけじゃないよね??」という疑問が、次から次に湧いてきて、物語がいつまでも終わりにならない。だけど、キャラクターの存在が、しっかりとそこにあって、「続きを語りかけてくる」というか。ちなみに、ジョバンニは完結してる範疇だな・・・^^;ああいう生い立ちで、ああいう人、居そうw
ウォルターなんか、ほとんどキャラ紹介レベルだったので、残念な反面、妄想し放題ですし。
あー、でも、もしかしたら魔恋で解決されちゃうかもしれないけど。笑
ところで、挿絵秀逸ですね。表紙もとても素敵です。キャラデザ変えちゃったのは、なんでなん??
ゲームでは、城攻めとかのエピ部分で、誰かが作戦でしくじって、それを皆がののしるとか、その過程で仲間割れっぽくなるとかのイベントがあるのかなー、あったらいいなぁー!とすげー萌え萌えしています。その間、どっち側に主人公がつくかとかで、落とせるキャラが変わるとかw でもって、つかなかった方からモノスゲ−嫌われるとかww
いずれにしろ、色んな廃城を点々と行くはずだし、世界観(背景・音楽)が楽しみ。
でもきっと、偽守護聖達を主人公にした話は私には思いつかないな、となんとなく思ってしまうのでした。なんでかはわからんけども。
うぎゃっ!!いま気づいたんですけど!!(超今更かもですね。すみません)
ちょっと!?マイレアスがけんゆーさんで、マクシミリアスが、銀英伝のオッドアイってどういうこと!しかもこの因縁的な人物配置・・・マイレアスーマクシミリアスはお話かけそうな心拍数ですね・・・。わはは。キュンキュンしすぎます・・・だじげで・・・ばっくばくやわ・・・
しかし、少し冷静になってみるとだな。レヴィアスの父ちゃん役って・・・うけすぎる・・・腹いてぇ・・・立木さんも合わせて、座談会が楽しみな配役・・・うくく・・・
声聞いた感じでは、カーフェイきになるねー。・・・ていうか、オープニングみて、今更気づいたんだけど、「6騎士」??ってまさか・・・攻略キャラは、ゲルハルトまでなんてことは・・・ないよね??せめてちょっと難度高いくらいで、カーフェイとかルノーとかウォルターも対象になるよね??まあ、マイレアスとマクシミリアスとヴァーンを攻略対象に入れて欲しいけど、それは無茶だと自覚しています。笑
あと、説明書きで思ったんですが、主人公はエリスの関係者なんですかね?
というわけで、まだまだ語りたいけど、この辺で原稿作成作業に戻ります。