3部後書き


お疲れ様ですっ!!(無駄に)長いのに、最後までお読み下さって有り難うございます!!感涙です!
以下、ネタバレ含むので、え?まだ実は読んでいない、という方はやめた方がいいかも。


















まず、参考資料から。
良かったら見てみてください。ルヴァの独白のシーン(最後)のイメージ資料です。
ボレロとダンス(振り付けは好きだけど群舞の割にいまいち角度が揃ってない。)

後書きですが。えぇっと、冷静に読み返すと、主人公二人が出てくるまでが異様に長かったり、微妙に説明不足っぽくて、え?これってあの人だよね?的な部分があったりして、トホホな感じなのですが・・・すみません。私の精一杯です。
で、補足というか、わかりにくかったという方に、一応物語に出てくるオリキャラ達を説明いたします。その後、やりたかったこととか展開などを少々振り返って終わりにしますね。

----

1,サータジリス
 見た目は、本文参照。
 火(炎)の一族、とか、火龍とかって言われている部族(翼があって空を飛ぶことが出来るため、「神様」とヒトや水流の民に崇められている)の女王。王女時代に水流の民の王子ゼーンと恋に落ちたが、互いの身内の陰謀によってすれ違ってしまう(駆け落ち失敗)ことで、ゼーンが怖じ気づいたと勘違い、以来、水流の民の一族を呪って余生を過ごす。三兄妹(下記3を参照)の母。(ちなみにサータジリスは、生物としてヒト科じゃないので、子供は1人で産めます。)ゼーンと同じ瑠璃色の瞳を持つカーマインにベタ惚れ。

2,ゼーン
 見た目はきっとリュミエールがおっさんになった感じだろう。髪の色も目の色も一緒やし。
 水流の民の王。サータジリスと王子時代に恋に落ちるが、以下略。サータジリスが怖じ気づいたと勘違いしているが、まあ、お互い未練たらたら。自分と妻(水流の民)の間に生まれた子供(下記6セリーヌソワ参照)が、サータジリスの瞳の色に似たアイスブルーの瞳だったので、猫っかわいがりしていた。が、カーマインに取られて大激怒。水流の民は、生命の水というスペシャルアイテムでヒトとしてありえないくらいの生命力と腕力を手に入れたらしい。よって、流水と荒野の惑星の「流水」の地域(普通のヒトは生きていけない過酷な環境)で生きていける。

3,三兄妹:センドール(男)、カーマイン(男)、サビーナ(女)
 上から順番に、赤い髪・黒目、赤い髪・青目(瑠璃)、赤い髪・金目(後にカーマインから目玉を移植して瑠璃になる)を持つ兄妹。サータジリスが産み落としました。センドールは未来を見通す力があって、カーマインはバーミリオン(炎の剣)を持っていて、サビーナは軍馬と心を通わす力があります。カーマイン没後は、サビーナがバーミリオンを継ぎます。本当は、長兄のセンドールがバーミリオンを継ぐところなんですが、サータジリスは、カーマインにベタ惚れなので、カーマインに無理矢理継がせます。
 分かった方もいるかもしれませんが、上から順に、クラヴィス、オスカー、リュミエール女版、という見た目の設定です。

4,センドール
 三兄妹の長兄。センドールは見た目の通り、運命享受主義(っていっても対して楽しんでないが)なんで、別にバーミリオンに執着があるわけでもなく、どうでもいいと思っている。基本的に、センドールもサビーナもカーマインの事がすごく好き。瑠璃色の瞳には惚れる性質があるらしい。サータジリスの子だけに。
 だが、センドールは、サビーナがカーマインを思うあまり、サータジリスのおもちゃ化してるカーマインを不憫に思って、親殺しを企んでいることに心を痛めている。

5,サビーナ
 三兄妹の末の妹。ブラコン女。カーマインの事は兄とは呼ばず、名前で呼ぶ。カーマインを自由にするために、母(男子をかわいがる母親の拘束力は凄まじい・・・サータジリスの場合は尚。)を排除することを夢見ていたが、カーマインが死んでから、セリーンという伴侶を得た余裕もあって、時を重ねるごとに、過去から逃れられない母を哀れに思う気持ちが強くなった。積年の恨み、と彼女が最後に言ったのは、彼女なりの照れ隠しかもしれません。

6,セリーヌソワ(愛称:セリーン)
 カーマインに一目会ったときから恋に落ちた。水流の民の王女。ゼーンの一人娘。泉で身を清めていたところを、偵察に来ていて、見つけた泉で馬の喉を潤そうとしたカーマインに見つかる。セリーヌソワは瞳の色が瑠璃色だったら誰でも良かったらしく(をいをい!!)、カーマインの目玉がサビーナに移植された後は、何故かサビーナにぞっこん。カーマイン・・・命まで落としたのに哀れ・・・。
 見た目設定は・・・・微妙です。脳内シアターでは髪がウェーブしていて(本文参照)、リュミエールの髪の色で、オスカーの瞳の色。顔つきは・・・リュミエールより、もう少しなよっぽい感じ。でも、目玉をぐりっと突き刺して引き抜いちゃうくらい、度胸が実は据わっているんです。女は怖いね!!

----

いかがでしょう。少しくらい見通しがよくなったでしょうか?


ちなみに、寝物語にこの歌をオスカーが聞いた、というのは二部と三部の間のあたりと思います。
だから、二人の会話が微妙(ちっとも微妙じゃない?ですか・・・うぅ。)にラブラブっぽいんですね。あのときは、ちょっとした友人以上の仲の良さでしたから(肉体関係抜きにしても)。
2部と3部の間が結構好きな距離感の時期なんで、そのうち番外を書きます。
つーか3部は本当は聖剣アズライト(水の剣)も出したかったんだけど(名前は両方顔料から)・・・風呂敷広げることが目的みたいになっちゃうので自重しました。はは。
そもそも、この話はリュミエールが歌を素っ裸で歌っているシーンみたいな妄想から始まった気がします。ボレロっぽいリズムに乗せて、なんか意味不明な言語で、声がすーっと伸びてて、かっこいい・・・なぁーーーーーなーんて妄想が始まり、そこにオスカーが「今のはどういう意味だ」とか、「ここなら俺も歌える♪」とかって茶々を入れ始めるシアターが始まり、伝説の歌、伝説の歌にはオスカーのそっくりさんとリュミエールの色違いが・・・みたいな。誰かが闇の中キャンプファイアーしているイメージと共に、三兄妹が炎からはじけて出てきた?みたいな。(え。私は至って普通の人間です。ただ他の人より妄想にかける時間が長いだけ!!)
で、だいたい話は固まりきったかな(何度妄想シアターを繰り返しても、だいたい同じストーリーになる状態。)と思った辺りで、オスカーが巨大生物に「骨を砕かれたい」と!!エロすぎる事を耳元で!!はうあ!!(炎「んなこと言った覚えは断じてねぇっっっ!!」水「隠れマゾ?」)ふぅふぅ、血圧上がりすぎて死ぬかと思った・・・。
し、仕方がない、そこまでアンタが言うなら龍も出すよ・・・龍って言えば、水様だよねー。水神様って白龍って相場が決まってるし・・・・あ、いやいや、それを言うなら炎はサーベルタイガーでしょう!金色の身体に赤い鬣に違いない!!げふげふ。
な、なに!?二人で遭難したい?リュミエール・・・そんな要望を突きつけられても俺の構成能力じゃ無理だよ・・・・って、でも骨を折ったリュミエールとそれを介抱しているオスカーの幻影が見える!!え、エロスギル!!な、何を話しているのー?気になる・・・しかも何故かそこは地下遺跡!?遺跡って!?・・・あぁ、誰か俺を止めて・・・
てな調子でここまで重厚長大に。これ以上妄想が広がりすぎると困るので、シアターを繰り返すのを途中で自重した程です。書いてて、この変態テキスト(特に後書き)、なんかアップするのがだんだん嫌になってきた・・・まあつまり、妄想の時点では映像的には、かっこよかったのですが、俺の手に掛かると表現力とか構成力の問題で色々とアレでした。すびませ。
まあ兎に角。
色々咆吼するオスカー達が書けて幸せでした。ちょっと風呂敷広げすぎて手に余りましたけど。水様がかっこいい・・・ところが書きたかったんだけど、途中から水様っつーか敢えて言うなら、サビーナがかっこいいよね・・・いや、俺の中ではサビーナ≒水ですが、そこまでの妄想は皆さんと共有できないラインな気もする。

この後は二人は本気モードでラブラブ期に突入するんでしょうか・・・うーん。でもまあ、ラブラブって言っても野獣と皮肉屋のラブラブだからねー。あんまり甘い雰囲気でもないよね・・・きっと。と、遠くをみて思う私であります。
4部はいい加減、風呂敷を広げすぎると収集が大変なので(駆け足でしたよねぇ。うーん・・・これでも大分話を絞ったのに・・・ほとんどエロも書けなかったし・・・しくしく。)こじんまりと、でもエロ多めで頑張りたいと思います。相変わらずのヌルエロですが、それでも宜しい方、応援お願いいたします。何部の何章あたりのエロがちょうど良い、などと教えてくださると参考になって本気で嬉しいのですが。<色々迷走しているらしい。ハハハ。乾。
ではでは。頑張って続きも書いていきますので、どうぞ、今後とも宜敷お願いいたします!!

終わり。
第一章へ --- text一覧へ