お疲れ様でしたー!!ここまでお読み下さった奇特な皆様、本当に、本当に有り難うございます。
エロ少なくってごめんなさいね。<いっつもそれやね。
ひとまず、「飴細工のマシン」は完結です!!わーい!おめでとう!自分!(ちょっと寂しいけど!!)
この後、1万字程度の番外を少なくとも一つは書きたいなーって思ってますが。後日談ってやつですね。だって、レン君と兄さんのエッチが不十分じゃね?!みたいなー!!<腐ってるヤツは黙ってろ、というヒトは、当サイトにはお越しになっていないという設定でモノをしゃべってます。すまそん。
一話5000字程度を予定していたのに、なんだか知りませんけれど、1万字越さないように頑張るのが大変、みたいな各話でございました。はーぁ、いや、いいんだけどね。爆。
お気づきの方が多いと思いますが、作中の【KAITO-NP401SA00T: 03.08.2508】等の表記は、「KAITOモデル、NIPPON産401品目、札幌工場出荷、シリアルナンバー00T:2508年8月3日の記録」と読みます。各話が飛び飛びでも、間を皆さんが妄想で埋められるような進め方がいいなあーと思って、実験的にやってみました。「わかるかよ!!」だったら、ごめんなさい。どの辺りまでが独りよがりラインなのか、よく分かって無くて・・・。ははは。乾笑。いや、サイト全体が主に独りよがりなんですねwええ、本当にw爆
本当は、間にクリスマスの出来事(何百年たっても日本人はクリスマスが好きなんだねぇw)とか、色々シアターで観てるイベントがあったのですが、あまりにもストーリーに対して脇道過ぎて、そんなもん拾ってたら終わるのいつだかわかんねー!!となり、カットカットカット、という感じでなんとか最終話までこぎ着けました。でもまあ、そこそこ二人の微妙な感じの空気は書き留められた・・・ような気がする。レンとカイトがいると、そこに勝手に、静かに沈殿する空気が好きです。喧嘩してても、仲良さそうにしてても、何かこう、お互いがお互いを(主に無意識に)必要としている感じというか。
皆さんの応援がなかったら、絶対にここまでたどり着いていません。
コメントや、Lisaたんの「続き楽しみにしてるよ!」がなかったら、本気で途中でやめてたかも・・・。<それはヒトとしてどうよ?
皆さんが納得のいくエンディングになっていたかどうか、本当に不安で不安で不安ではございますが、シアター初降臨時に書いたメモの通りには、一応終わることができたかな、と思っています。
無粋なことを言うと、室井が科学的じゃなさ過ぎて笑えるんですが(いや、ありえない現象(現状の自分達の常識では説明できない現象)が目の前で起こってるんだから、もっと興味持つんじゃねぇのか、普通・・・みたいな。)、まあ色々彼女なりの哲学があるに違い在りません。きっと多分。
後書きはそろそろ終わりですが、「無粋でも何でも構わないから、もっと本編について解説しやがれ!!」というLisaたんのような奇特な方のために、Lisaたんから貰った疑問と、その答えをこのページの下の方に用意しました。もし、「私の中で飴細工のカイトとレンの世界は辻褄が合ったから、無粋な注釈なんぞいらねぇ!!」と、お思いの方は、下の方は読まないでトップへお戻り下さい☆
さて、来週のさざえ・・・じゃなかった、胃挫酔は、「暖かな白布」に向けてつっぱしるですー!と、同時進行で、行き詰まったら飴細工の番外編をかこーっと!
長いこと、亀のような更新にめげず、お付き合い下さった皆様、本当に有り難うございました!!m(__)m
終。
2009.01.11.
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無粋を覚悟でQ&A!!
以下、Lisaたんと私の会話形式で話が進みます〜♪
Lisa:
七話のカイトが「いつだったか」と言っていたのは、例の「こいつは偽物だ!」事件(第六話)でしょうか?
Noma:
そうです。その通りです!良かった、分かってもらえてっ!!
Lisa:
あの個体と、このカイト(KAITO-NP401SA00T)は一緒だとすると、あの時、オリジナルの記憶はなくても、そういう思いであの子はいたって事じゃない!!
って、あの時の子と、今のカイト(KAITO-NP401SA00T)って同じ個体なんだよね?
あのどうしようもない状態から、室井さん達が頑張って、今みたいにしたって事?
Noma:
あのどうしょうもない生体コピー(相沢聯に殺される個体)の更にコピーです。
あのどうしょうもない状態は2046年の出来事で、室井が生まれるずっと以前の話なので。
基本的に、クローンの記憶(まあ、強烈な記憶というか、ショック的な内容というかあれだ。)は、細胞レベルで刻み込まれて、そこからコピーを取ると、引きずってしまうというファンタジーです。
足を移植して何故か芸術のかけらもやらなかった人が絵を描きたくなって、移植元を調べたら画家だったみたいな。(あれはファンタジーではありませんが。)
Lisa:
それとも、まっさらな状態の脳に、「記憶」となるものをセットする技術がこの世界にはあるっていう事かな?映画のトータルリコール的な。
(トータルリコール見た事あるかしら……。)
でも、そうすると歌を知ってるのおかしいし……、うーん。
Noma:
まっさらな状態の脳に「記憶」・・・というか「人工的な記憶」であるとか、「知識」をセットする技術はこの世界にある、という設定です。(主に知識(犬はほ乳類の一種・・・といった辞書的なもの)と、推論のルールが脳に書き込まれている・・・という状態です。)
トータルリコールは見たよー。確か偽の記憶がインプットされているんだっけ?最早忘れてしまったが。
歌を知っているのは、脳ではなく、記憶は細胞にあるのでした。そしてまっさらに上書きしたところで、こびり付いたシミのように底ーーーーの方にしつこく残っているのです。きっと。
Lisa:
マスターからボーカロイドへのコマンドについてだけど、催眠術的な感じで言う事聞く様にインプットしてるんでしょうか?
脳もクローンだと、機械とかみたいにプログラムで動かないだろうし。
Noma:
えいと、クローンではなく、アンドロイドですね。
そんで、アンドロイドに、人工生体(人工的に作った皮膚とか、骨とか・・・)ではなく、一体のクローンをまるごと利用しているという設定です。だから、クローン生体を「部品」として利用したアンドロイドなんです。ので、脳細胞はあるけど、元のクローン人格から直接指令が行く・・・というよりは、あくまでもクローンの脳細胞を利用したコンピュータがあって、そこで制御された情報が伝達されて、クローンとしての身体を動かしている・・・という。
今、脳が実際にどのような電気信号を出すことによって親指をどれくらい動かすという指令を伝えている・・・とかの解析が進んでいるらしく、記憶がどのような形で脳細胞に蓄積されているかも解明する方向で頑張っているらしいので、そういう世間話に毛が生えた設定と思って下さい。
で、結局、飴細工の世界観の中では、「ロイドとしての」彼らが体験していないはずの、細胞に蓄積された過去の自分(クローン時代であったり、オリジナルであったり)の「記憶(体験)」が何かの拍子にひょい、と出てくる(表出する)、というイメージ。
わかりにくくて済まん。
それより、なんでカイト(KAITO-NP401SA00T)は、わざわざオリジナル細胞じゃなく、例の事件のクローン生体(相沢聯と接触した個体)の細胞からコピー取ったんだ?ってところに理由がなく、それが無理矢理過ぎ・・・(="=;)。ってシアター見たときに兄さんが謝り始めた時点で「え?じゃああの生体コピーの方だったの?!」って感じだったんですけど、私的には。話がわき道に逸れました^^;
で、結局、マスターからのコマンド処理はどうなっているのか、という話だけど、知識と推論ルールを則ることが出来るということは、当然マスター登録された人物からコマンドされたときに、それに従うように行動を制御することも可能・・・というわけで。でも、それだけじゃなく、コマンドされようがされまいが、マスター登録された人物に無条件に愛着を感じたり、万が一にも逆らったりしないようにするプログラムを追加的に搭載してて、それが「絶対服従プログラム(室井談)」です。
何故脳に入っている情報を操作できるの?脳は機械じゃないのに・・・という件については、前述の通り、脳内の電気信号による命令系統の解析と、脳細胞に「どのように」電気的に情報が蓄積されうるのか・・・・という件についての解明がおかしげに進んだため、最早「有機物で出来た」コンピュータ・・・として脳を扱えるように人類が進歩したと思って下さい。
Lisa:
今思ったんですけど、「クローン」なんだよね?アンドロイドとかじゃなくて。人間以上の腕力とかそういうのがあるのって、どうなってるのかな?
アンドロイドなら、見た目、細くても中が人体じゃないから説明つくけど、人体のクローンなら、それと比例して筋肉ついてないとおかしくないかなぁ、なんて。
Noma:
上述の設定なので、筋繊維強化することも可能だし、一部別の素材に入れ替えることも可能・・・なので、その辺は「ロイド」としての簡便さ、機能を優先して基本的に基礎となる身体の上にカスタマイズしているのでしょう。
まあ、要は「まるで人間のような」ロイドに需要があるだけで、「全く人間と同じ」ロイドには、そこまでの需要はないだろう、というわけで。
でも筋繊維だけ強化すると骨が折れるな・・・w骨にも何か入れてるのかな?
まあ、そんな感じで、必要に応じてペースメーカー的なものがそこかしこに入っていると思ってあげて。でもイメージとしては金属とかじゃなく、きっとバイオ素材なんじゃないだろうか。
因みに、人工血液と称して彼らが打たれていたものは成長抑止ホルモン剤だった、というのは、八話でお話に出ていた通り。
Lisa:
ところで、工学屋・・・はなんとなく分かるけど、生体屋って?
Noma:
工学屋は、ここでは機械工学分野、システム工学分野などの研究者の通称。生体屋はバイオ関係の研究者を指します。
Lisa:
エロ。確かに少なかったですね。
特に7話は、エロっていうより、痛かった。あ、でも今に始まった事じゃないか(ぇ
ノマたんの傾向からいって、7話とか、ちょっとDVな感じがお好みなんでしょうか。
八話は、レンはプロポーズのつもりでも、兄さんは恋愛感情をそもそも持っていないように思うので、単純にハッピーエンド・・・ではないような。
Noma:
ラブラブは書くのがすごく大変なんだ!
大変すぎるんだっっ!!ファンタジー色薄いですかね・・・私的にはDVっぽくってもファンタジーなんですけど。だって、そこ(無理矢理)をきっかけに男同士の愛が芽生えるっつーのが最早・・・^^;
DVというか、殴り合いが好きです。拘束されたりなんだりっつーのは、痴話げんかの延長戦的なものですwそうこうしているうちに愛が・・・めばえるかっつーの。みたいな。
ちなみに、ど付き合いながら仲良く・・・は私の最終ラインです。<待て!!
だってそれ以上甘くなったら俺の手には負えない・・・orz
でも。最近、チャレンジしたいなーという欲求もすごく出てきています。人間欲深いね!でも・・・お、俺にできるのか・・・。と、じっと手を見ております。
その辺も含めて、出来れば単純にハッピーエンドではない八話の後日談なんかを書けたらいいな、と思います!
以上、無粋を覚悟でQ&Aでした!
他にも何か気になっていることがありましたら、お答えできる範囲でお答えいたしますので、お気軽にお声掛け下さいね!